シルクオーラ

Silk Aura® KIWAMIシルクオーラ®極(きわみ)

シルクオーラ極

贅を極める2枚合わせ毛布

原料にはシルクオーラ®匠プレミアムと同じB2ランク家蚕ペニーシルク、先染めのふっくらとボリュームのある糸を使用しています。
非常に手間がかかりますが、生地染めではなく糸染めにすることで奥行のある高級感のある風合いになり、生地自体もより柔らかくなります。

シルクのランク

ペニーシルクは毛布の原料としては格別ですが、非常に繊細な糸のため、これを使いこなすのが大変です。
シルクオーラ®極は、従来の約半分の細さの糸を4本撚り合わせて贅沢に使用し、根こそぎ起毛しているから圧倒的な毛密度です。

繊細な柔らかさ、きめ細やかな毛密度、そしてふっくらとしたまるで空気のような軽さの毛布となるのです。
製造工程はシルクオーラ®匠プレミアムを超える約150工程、シルクの繊維を金属のブラシのような起毛針で何度も何度もブラッシングします。

気温と湿度によって力加減や回数を変え、シルクの状態を見ながら丹精込めて起毛することで抜群の肌触りになります。
最終は職人が納得いくまで、通常の毛布の約10倍もの手間暇をかけて作られています。

生地断面図

シルクオーラ®極は、霜降り調のメランジ生地の表地に、濃色無地の裏生地を2枚合わせた贅沢仕様です。
実際には目に触れない内部まで起毛することで、ふっくらとしたボリュームと抜群の暖かさが生まれます。

また繊細な柔らかさと空気のような軽さを生かすため、別生地でのヘムは使用せず、ヘムレス内側袋縫い仕上げを施しています。
どこを触ってもシルクの贅沢な柔らかさを堪能できるなど、隅々まで徹底的にこだわります。

シルクオーラ極拡大図

最高のシルク毛布を生む起毛の極み

シルクはウールやカシミアより繊維が細くて表面がなめらか、そのため肌触りは抜群に良くて気持ちいいことを毛布職人は知っています。
ただウールやカシミアの毛布のように暖かく、ふわふわなシルク毛布を作るには起毛を極める必要があり、技術と経験を持った職人はなかなかいません。

ウールとカシミア比較

しっかり起毛できれば、本来ウールやカシミアよりも繊維長が長いシルクは、最高にふわふわで暖かい毛布になりえます。
起毛の出来次第でシルク毛布の肌触りと暖かさが決まるといっても過言ではありません。

しかし手間と時間がかかる上に、限界を超えて起毛したら製品にならないリスクもあるため、手を出す職人もほとんどいません。
それでも起毛職人瀧谷氏は素材と技術にこだわり、本当に良いものを作りたい、だからシルク毛布を作り続けるのです。

瀧谷一夫

瀧谷氏を支える織り、秘伝の洗い、縫製

シルクオーラ®極は、最新鋭の高速の機械で織ることができません。
高速で強い力で横糸を打ち込むから生地が硬くなり、起毛できないのです。

また1.5m幅の毛布を作るのに2.1m幅の生地を使います。
起毛することで幅が60cmも短くなり、その分起毛の厚みとなり、とても贅沢な作り方をしています。

シルクオーラ極

さらに洗い、乾かしすぎると硬くて起毛できず、水分率が多いとカビが発生しやすくなります。
しっかり乾燥させるのが一番楽で、クレームも起きにくくなりますが、肝である起毛が十分にできず、満足のいく毛布を作ることができません。

一旦乾燥しきった生地は元に戻すことができず、究極の起毛ができるよう最高の洗いあげ状態にする必要があるのです。
そこでシルクオーラ®極は、企業秘密である秘伝の洗いを行い、最高の状態で起毛を行うのです。

秘伝の洗い

1枚でも大変手間がかかるのに、それを2枚重ねることがどれだけ贅沢な毛布であるか分かります。
2枚合わせは生地を2倍使いますし、たっぷりできた空気層に熱をため込むので、冬はとても暖かい毛布になります。

さらにシルクが温度や湿度を快適にコントロールしてくれるので、蒸れ感も抑えてくれるので、とても心地よいのです。
ただ2枚合わせは縫製も非常に難しく、特にシルクオーラ®極に使われる生地は、柔らかくて伸縮性があるため、より難易度が上がります。

生地を2枚合わせて端から縫製していくと、ほぼ間違いなく、表か裏どちらかの生地が余ることになります。
生地の特性を見極めて、調整しながら縫製していくことのできる、熟練の技術を持つ特別な職人でないと縫製を任せることはできません。